本財団について

ご挨拶

昨年12月にこのホームページを開設し、皆様とのコミュニケーション手段の一つとして提供をさせて頂きました。ご利用を頂いていることに感謝いたします。

財団におきましては、6月に開催いたしました理事会及び定時評議員会において、平成30年度の事業報告や決算書並びに任期満了に伴う理事の改選などの重要事項を諮り審議が行われ、すべての議案が提案通り承認或いは了承されました。
平成30年度の事業を少し振り返ってみたいと思います。
先ず、奨学金事業については、当財団が設立以降約60年前から続けている給付型奨学金制度は、現在の貸与型奨学金が大半を占める中、以前にも増してその社会的ニーズが高くなっていると考え、かねてから奨学金事業の拡充を検討しておりましたが、平成30年度から給付月額の増額及び奨学金給付人数の増員を実現することができました。決して大きな規模の拡大ではありませんが、約30年振りとなる月額の改定でした。奨学生の皆さんにとって昨年4月より少しだけゆとりができて勉学により集中できたのではないかと期待をしております。
毎年、大学からの推薦を受け新たに奨学生となる学生とは、個別面談を行い直接お話をさせて頂いていますが、財団としても大変貴重な活動の一つと考えております。成績優秀かつ多方面での積極的活動、若々しく溌溂とした態度、具体的で明確な夢や将来像など、これからこの国を支えてくれる皆さんに心から支援を差し伸べたいと財団としての意義を感じる次第です。
今年3月には、17名の奨学生が大学を卒業するにあたり、送別会を催しその門出を祝いましたが、この卒業生を含め財団設立以来の奨学生累計卒業生は957名を数えるまでになりました。

もう一つの研究助成事業については、昨年度、創設以来最多となる助成人数と助成金総額を提供することが出来ました。第39回目となる今年度(2019年)も承認された計画に従い、募集要項を指定大学及び推薦大学にお送りすると共に、財団ホームページにも同要項を掲載し募集活動を開始いたしました。 募集は8月末に締め切り、9月以降財団内で選考作業を予定しておりますので、今年も多数のチャレンジングでユニークな計画案が提案されることを心からお待ちしております。

今後とも私どもの事業活動に対しご理解とご支援を賜りますよう、又、皆様の益々のご健勝とご活躍を祈念いたします。

2019年(令和元年)7月
理事長岡井政義